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パイプカットの影響について(避妊と性行為とパイプカット)

パイプカットをすることで心配になる2つのポイントがあります。 ひとつは、精子が遮断されることで射精の際に感じる絶頂感がなくなるのではないかということ。 もうひとつは、行き場を失った精子が、睾丸がある陰嚢内部で腐るのではないかということです。 前項でもお話したように、精液は、前立腺液と精嚢分泌液と精子の混合液で、その中での精子の割合は、1割弱ですから、精液の全体の量から考えると大きな割合ではありません。 したがって、射精の際の感覚に大きな違いはありません。 次に睾丸についても問題ありません。 まずパイプカット後も精子は精子形成細胞によって生産されますが、無限大に増えるわけではなく、精子を体内に吸収する貧食細胞などによってに全体量はコントロールされるため、人体への影響はありません。 考えてみれば分かることですが、性行為をしない人の睾丸が精子の溜まりすぎて巨大化するという話はないことからも容易に想像できます。 またパイプカットによっても睾丸に血液が流れているならば、男性ホルモンは精巣で造り続けられます。 つまりパイプカットをする前後では、精子が体外に出るか出ないかという違いだけです。 既に夫婦の間につくる子供の数が十分である、コンドームに対する皮膚アレルギー体質である、装着によって感覚に違和感がある、あるいは妊娠の心配を避けながら性行為に快感を求めるためにパイプカット手術をするということは、ひとつの選択肢です。 また女性の避妊手術に比べると、左右の睾丸をパイプカットする手術時間が30分〜1時間前後で済む男性の避妊手術の方が、体へのダメージが少ないとう事実もあります。