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生殖のためだけではない性行為

動物として包茎は、ごく自然な状態であることは既にお話しました。 しかし、動物にとってごく自然な包茎は、人間としては不自然だという面があります。 進化の過程で人間は際立って特異な存在で、性行為を繁殖の活動以上に広げた唯一の種です。 人間以外の哺乳類の動物は、膣の子宮口に精子を射精してメスを妊娠させることができるのであれば、ほんの数秒の性行為でも問題ありません。 たとえ交尾が一年に一回のサイクルであっても、種の保存という目的を果たすことができればよいのです。 ところが人間の場合は、まったく違います。 性行為は子どもを作るためだけのものではなく、愛情の確認のための行為であったり、絶頂感を味わうための快楽であったりします。 人間のする性行為で、子どもを作るための性行為はほんのわずかです。 それ以外は、ほとんど性感を追求するための性行為です。 つまり人間の性行為には、気持ちよさがたいへん重要なポイントだといえます。 種の存続という考えよりは、妊娠しないためにいろいろな工夫をします。 コンドームを使用することは、その基本的な方法です。 しかし、薄いゴムとはいえ男性器と女性性器が直接接触することがないために、快感が薄れるという意見を多く聞きます。 特に男性器の亀頭部分が、直に女性の膣と接触することで、より快感を感じることは周知の事実です。 したがって、残念ながら勃起時にも包皮が亀頭にかぶったままの包茎では、性感を高めるためには非常に不利な状況といえます。